|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |

お支払いは、佐川急便e-コレクトによる商品受取り時のお支払いですから安心便利です。 |
|
 |

現金お支払いのほかクレジットカード・デビットカードもご利用いただけます。 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
男性不妊症患者は増加しています |
|
本世紀以来、現在では男性不妊症患者が増加しています。
以前は、健康的な若い男性の場合、通常一億の精子が見られましたが、今は、四千万程度が多く、中には一千万にも満たない男性もいます。
当然、生育率が低下しますので、人工授精でも妊娠に結びつきません。
西洋医学が不得手とする男性不妊は、漢方治療の手助けが必要とされます。 |
 |
男性不妊の原因は? |
男性側の不妊の原因としては主に次のようなことが考えられます。 |
- 精子が十分に作られない。
- 精子を成熟させるメカニズムに不備がある。
- 精子の通り道に障害がある。
- 性交、射精ができない。
|
精液の異常 |
1)精液量の異常 |
無精液症:射精液のないもの;逆行性射精など |
精液過小症:射精液0.5cc以下 |
2)精子濃度の異常 |
比較的精子減少症:
精子濃度2000万〜4000万/cc |
(狭義)精子減少症:精子濃度2000万/cc以下 |
絶対的精子減少症:精子濃度500万/cc以下 |
無精子症:精子数0 |
3)精子運動率の異常 |
精子死滅症:
運動能力のある精子がいないもの |
精子無力症:
精子運動が著しく衰えているもの |
|
|
精子無力症や無精子症・乏精子症の原因には、先天性の「精管の閉鎖、欠損」、
「精策静脈瘤」や「ホルモン異常」「染色体異常」「造精機能の異常」などがあります。 |
検査法は? |
問診・触診・視診・血液検査・尿検査のほか、前立腺の検査があります。
精液検査は5〜7日間の禁欲後シャーレに精液を採取します。
結果により、超音波検査やCT検査、精巣造影検査などを行う。
精液検査は、男性の体調や精神面によって数値が変わる場合があるので、「今の精液・精子の状態」を知るために3ヵ月に一回は検査を受ける。 |
中医学的には |
それではなぜ、精子や精液に異常が起こるのでしょうか。男性側の原因としては、「腎陽虚(じんようきょ)」、「腎陰虚(じんいんきょ)」、「気血両虚(きけつりょうきょ)」、「気滞(きたい)」、「痰湿(たんしつ)」、「血於(けつお)」にあると考えます。
|
- 腎陽虚が引き起こす不妊症
視床下部−脳下垂体−精巣という生殖軸の気能失調により精子培育不全を起こす。 精液は薄く精子の数も少なく運動も活発ではない。
腰や下肢がだるく座りたがる。性欲減退。インポテンツ、勃起不全、遺精がみられる。
結婚の高齢化だけではなく、最近はやりのセックスレス夫婦などに多くみられる傾向。
- 腎陰虚が引き起こす不妊症
先天的素因に加え、過度のセックスなどにより腎精が消耗され、陰虚火旺になったもの。 津液が熱で灼かれるため精液の産生が゙不足し粘度が増して精子の運動が障害され受胎不能となる。
陽気の相対的な亢上による、性欲の亢進、持続性勃起、射精不全をともないます。 手のひらや足の裏がほてったり、口が乾いて冷たい物を欲しがる。一見、性豪タイプ。
- 気血両虚が引き起こす不妊症
先天的な虚弱体質、または慢性疾患により体が弱ったり、過労により脾の運化機能が傷つけられ 気血が虚衰し精液を化生することが出来ず生殖能力がなくなる。
精液量や精子数が少なく活動性も弱い。射精感もあまり強く感じない。
顔色につやがなく、眼精疲労や目のかすみを感じる。また、疲れやすく声が小さかったり、根気が続かない方。
- 気滞が引き起こす不妊症
精神的ストレス、悩み事、怒り、緊張などにより、肝気が鬱結して疎泄腎精の生化や運輸が失調し、 不妊をきたす病態。
気分が沈んで悶々としたり、憂鬱やいらいら、怒りっぽいなどの症状が見られる。 性欲はあるが気が焦るだけで勃起が不十分だったり、挿入後に萎えたり早漏を伴うこともある。
長期にわたる結婚生活での不妊や仕事が多忙な方に多く見受けられる。
- 痰湿が引き起こす不妊症
普段より味の濃いものや、脂っこいもの、美食を好み、脾胃が傷つき、水湿が運化されないため に痰湿が生じ、この痰湿が下注して男性の精室を阻滞し、不妊を引き起こす。
体内に痰が多いために、しまりのない肥満体となる。
体がだるくむくみやすく、 毎日Kg単位で体重が変わる。精液は粘く液化しない。ときに射精障害がある。
- 血於が引き起こす不妊症
上記病態がからんで引き起こす不妊症。 1)の陽虚、3)の気虚による血液の推動無力、2)の陰虚や3)の血虚の血液凝縮に伴う渋滞、
4)の気滞による血流阻滞や、5)の痰湿による血行阻滞などが原因となって血液が滞り血於 が生じ、胞宮が栄養されず精液の流れが渋滞し不妊をきたす病態。
睾丸や鼠径部の痛み、陰のうの下垂や腫脹、静脈瘤が見られ、体外に射精が不能となることあり。 原因となる上記五つの病態の治療法と併用する。
|
|
|
|
|
|